入学した2018年のカリキュラムは、9月から半年間が座学、翌4月から1年間が農場実習という構成でした。現在はコースも増えているようで、選択肢が広がっているみたいです。
入学してまず驚いたのが、受講生の多さです。農業は衰退している業種だと思っていたので、こんなに関心のある人がいることに驚きました。年齢層も幅広く、若い方から年配の方まで様々でしたが、どちらかというと年配の方が多い印象でした。
すでに農業を始めていて改めて勉強し直す方もいれば、私のように農業完全初心者という方もいました。動機も経歴もバラバラ。そんな仲間たちが集まっているのが、なんとも不思議で面白い場所でした。
言葉の意味すらわからない日々
座学では、経営・流通・土壌・植物生理・農地・スマート農業など、幅広い分野を学ぶことができました。
ただ、家庭菜園すらやったことのない私にとっては、最初は言葉の壁との戦いでした。先生の言っていることが半分も理解できていなかったかもしれません。
たとえば「露地栽培」という言葉を聞いたとき、最初に頭に浮かんだのは「路地?道端で野菜を作るの?」というイメージでした。そのくらいのレベルからのスタートです 😅
農業界のトップランナーたちの授業
一方で、経営の授業は本当に面白かったです。農業界の第一線で活躍されている方たちが講師として登壇されており、話の内容が濃くて毎回刺激を受けました。
当時はよく知らなかったのですが、今となってはよく知っている、本を何冊も執筆されている方や、YouTubeでよく拝見するような有名な方が講師をされていたことがわかりました。今思えば、本当に贅沢な授業を受けさせてもらっていたと思います。バリバリやっている人の話は、やっぱり面白い。
授業後の懇親会が、また楽しい
授業の後には時々懇親会が開かれました。できる限り参加するようにしました。
様々な職業や経歴を持った方、それぞれの夢を持った方たちと話すのはとても刺激的でした。会社の中だけにいると絶対に出会えないような人たちがたくさんいて、毎回新鮮な気持ちになりました。
気づけば半年はあっという間に過ぎていきました。
まさかの転勤辞令
そんな矢先、会社から人事通達が届きました。
兵庫県への転勤。
「これから農場実習が始まる」というタイミングでの辞令でした。正直、頭が真っ白になりました。
勢いで「いっそのこと会社を辞めて、すぐに就農しよう」と思い、スクールの事務局に研修先を紹介してもらえないか相談しました。しかしスタッフの方から「まだ農場実習も受けていないし、よく考えた方がいい」と説得されました。今思えば、あの時止めてもらって本当に良かったです。
関西校への転校という救い
途方に暮れていたところ、幸いなことにそのスクールには関西校もあることがわかりました。転校という形でスクールを続けられることになったのです。
これには本当に感謝しました。もし関西校がなければ、スクールを辞めるしかなかったかもしれません。
引越しやら仕事の引き継ぎやらでバタバタしながらも、春からいよいよ農場実習がスタートすることになりました。
さいごに
転勤というアクシデントはありましたが、結果的にスクールを続けられたことが、今につながっています。人生、何が幸いするかわからないものですね。
次回は「初めての農場実習!関西の土で野菜づくりにハマった話」をお届けします。ぜひまた読みに来てください 🍇
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