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第4話 農業スクールの授業料を10万円安くした方法|教育訓練給付金と農業技術検定第

高い授業料を少しでも安くする方法を見つけました。
それが教育訓練給付金です。
■教育訓練給付金とは?
教育訓練給付金とは、働く人のスキルアップを支援するための国の制度です。雇用保険に加入している(またはしていた)方が、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を修了した場合に、受講費用の一部がハローワークから支給されます。
なんと、私が通っていた社会人向け週末農業スクールがこの制度の対象校だったんです。当時は授業料の20%(上限10万円)が給付されました。50万円払っていたので、10万円が戻ってくる計算です。
ちなみに農業スクールで教育訓練給付金が使えるところは、現在も非常に少ないのが実情です。私が通ったスクールはその数少ない対象校のひとつでした。就農を目指してスクールを探している方は、ぜひ対象校かどうかを確認してみてください。
※2018年当時の条件です。現在は給付の種類や条件が変わっている場合があります。最新の情報はハローワークでご確認ください。
■給付を受けるための条件
・雇用保険の加入期間が1年以上(初めて申請する場合)
・出席率80%以上
・農業技術検定2級に合格すること
長いことサラリーマンをやっているので、雇用保険の加入期間は問題なし。出席率も頑張ればなんとかなる。あとは農業技術検定2級に合格できるかどうかが不安でした。
■農業技術検定とは?
農業技術検定(正式名称:日本農業技術検定)とは、農業の知識や技術の水準を客観的に評価する全国統一の試験です。農業高校や農業大学校の学生だけでなく、新規就農を目指す社会人も多く受験しており、毎年2万人以上が受験しています。
試験は難易度に応じて3つのレベルに分かれています。
・3級:農作業の意味がわかる入門レベル
・2級:農作物の基本的な栽培管理ができる基本レベル
・1級:高度な実践スキルを持つ実践レベル
合格率は3級が60%前後、2級が20%前後と、2級はそれなりにしっかり勉強する必要があります。
試験は3級・2級の学科試験が7月と12月の年2回実施されます。2級は学科試験に加えて実技試験もあります。受験料は2級が4,190円、3級が3,140円で、3級と2級を同一日に受験すると1,000円引きになります。合格基準は2級が100点満点中70%以上、3級が60%以上です。
出題範囲は植物生理・栽培管理・農具・畜産など農業全般の基礎知識が幅広く網羅されており、テキストと過去問をしっかりやれば合格できる試験です。
■受験戦略:3級で肩慣らしから
いきなり2級に挑戦するのは不安だったので、まず7月に3級で肩慣らしをしてから、12月に2級を受けるという作戦にしました。スクールは団体受験の申し込みができたので、それを活用しました。
なお、公務員の方は雇用保険がないため給付金の対象にはなりませんが、農業の知識を深めるために試験を受けている方もいました。
■朝1時間の勉強習慣
勉強は授業のない平日の朝、会社に出勤する前に1時間ほど続けました。
農業初心者の私にとって、この試験はとても勉強になりました。農業全般の知識が体系的に身につき、スクールの授業で出てくる専門用語もわかるようになりました。知識が深まることで授業の理解度も上がる。まさに一石二鳥でした。
その甲斐あって、3級・2級ともに合格することができました。
■初めてのハローワーク
合格後、給付金の申請のため初めてハローワークに行きました。
なんか独特の雰囲気があって、妙に緊張したのを覚えています。窓口で手続きをして、無事に給付金を受け取ることができました。
■さいごに
農業スクールへの入学を検討している方は、ぜひ教育訓練給付金の対象校かどうか確認してみてください。条件を満たせば授業料が最大10万円戻ってきます。
また農業技術検定は、就農を目指す初心者にもおすすめの試験です。体系的な農業知識が身につき、スクールの授業もわかりやすくなります。農地取得や就農手続きの場面でも、資格があると信頼感につながりますよ。
次回は「市民農園デビュー!初めて自分の畑を持った話」をお届けします。ぜひまた読みに来てください。
しんぺー

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