#1 おじさんサラリーマンが人生を変える一歩

はじめに

このブログでは、50代のおじさんサラリーマンが農業を目指すリアルな奮闘記をお届けします。

長年、都内のメーカーで働いてきましたが、40代に入ってからふと考えるようになりました。

「このまま定年まで同じ仕事を続けていいのだろうか?」

40〜50代の会社員の方なら、一度は頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。私もそのひとりです。

今の会社には特に不満はありません。同僚も上司もいい人が多いし、有給休暇も取りやすいし、残業も少ない。客観的に見ても、恵まれた環境だと思っています。

それでも40代に入ったころから、じわじわとモヤモヤが募るようになっていきました。

毎朝、満員電車に揺られて出社し、気づけば時間だけが過ぎていく日々に、「俺、このままでいいのか?」という問いが、頭の片隅に居座るようになっていきました。脱サラして農家になった方や田舎に移住して暮らす方の特集をテレビで観てると、憧れを持つようになりました。

農業とメーカーの仕事は、どちらも“ものづくり”という点で共通しており、どこか親しみも感じました。

農業には、サラリーマンにはない魅力があります。時間に縛られない働き方。定年がない。自分の手で作ったものを誰かに届けられる喜び。特に「定年がない仕事」というのは、老後の不安を抱える私にとって、強く響く言葉でした。

就農の道を調べた

東京のサラリーマン家庭育ちで、親戚に農家はひとりもいません。家庭菜園の経験すらない。そんな自分が農業を始めるなんて、どうすればいいのか見当もつきませんでした。

ネットで情報を集めたりするうちに、就農への道がいくつかあることがわかってきました。

・農業学校に通う

・農業法人に就職して経験を積む

・農家のもとで研修を受ける

ただ、農業法人への就職は求人を見ると35歳未満が多く、40代半ばの私にはハードルが高そうでした。農業学校も、仕事を辞めてフルタイムで通うとなると収入が途絶えてしまいます。いきなり会社を辞めて飛び込むのは、リスクが大きすぎます。

私は独身なので、脱サラはしやすいほうだと思いますが、おじさんなので失敗したときに惨めな未来が見えてきます。

会社員を続けながら農業を学べる方法はないか。そう思って探していたところ、「社会人向け週末農業スクール」の存在を知りました。

社会人向け週末農業スクールは、座学と農場実習の両方で農業を学べるカリキュラムです。就農後のフォローアップまでしてくれるので、初心者の私にはぴったりに思えました。

農場実習の畑は横浜・埼玉・千葉にあり、関東在住の私には通いやすい環境でした。

「これだ!」と思ったのですが、ひとつだけ気になる点がありました。

授業料が約50万円。。。

正直、一瞬たじろぎました。数日悩みましたが、「もし農業が合わなかったとしても、会社員は続けられる」と自分に言い聞かせました。

人生を変えたいなら、まず動くしかない。そう腹を決めて、申込締切のギリギリで申し込みました。

2018年の秋。社会人向け週末農業スクールへの入学が、私の人生を変える一歩になりました。

さいごに

50代で脱サラして農業を始めるのは、正直リスクだらけです。収入が途絶える不安、体力の問題、農地や資金の壁。人生を崩壊させないためにも、リスクを最小限に抑えながら、一歩ずつ慎重に進んでいくつもりです。

のんびりしたおじさんなので、スピードは遅いかもしれません。でも、着実に前に進んでいきます。

温かく見守っていただけると嬉しいです。

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